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ロボットは二つに分けて考える

いわゆるロボットといったとき、人型を思い浮かべる人は多い。

だがヘビ型や、あるいは形もない「ロボット型検索エンジン」といったソフトなど、人型でないものも「ロボット」と呼ぶ。

これらは、「人を模倣するロボット」と「目的を遂行するためのロボット」に分けられる。

前者は、演劇や医療や心理との関わりが強い。後者はビジネスや災害支援や自動化との関わりが強い。

また前者は、ロボットを作ることよりも、その過程で得られる「人を知ること」が大切なものになっているように思う。

話は変わるが、いわゆる「ワークショップ」、つまり皆で考える場の原型になったものは、ワークショップの本来の意味である「工房」からだと言われている。手で作りながら試行錯誤をする場。その対極としてファクトリー、すでに作られるものが決められてルールに沿って作っていく工場がある。

今のロボットに求められているのは、ファクトリー的なものを家庭の場で実現するもの(洗濯機など)と、ワークショップ的な場で試行錯誤するための仲間的なものとそれぞれにあると思う。

そしてルンバのiRobot社などは前者を目指していて、一方日本のロボットは石黒先生をはじめ圧倒的に後者を目指しているように思う。

前者の方が目標が明確で、効果測定しやすいため作りやすい。

かつ工場で画一的に(ファクトリーで)作るものなので、生産の場との一致感もあってうまく行きやすいんじゃないだろうか。

だが、「人が生きる目的」はそんなに明確なものだろうか?

一つ一つの課題をこなしていくロボットは人の時間を解放してくれる。

一方、人の生きる目的が仮に想いと想いの満たし合いによる充実感や幸福感ならば、後者のロボットは可能性を秘めている。

PS
ロボット学者と演劇家が話す記事を見つけた。「人を知る」という点で示唆に富んでいる。

“人型ロボットの動きはなぜ不自然なのか? 研究者の難問を20分で解決した、ある演出家の結論 | ログミー[o_O]” http://logmi.jp/36575

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